![南港咲洲でみつけたチョット良い話](images/0701column_ttl.gif)
11月3日に南港のATCで、“ホームメーカーズマーケット"というバザーがあった。これは、関西の主婦達が作ったネットワークで、主婦達が主婦だけの人生に飽き足らず、何かやってみようと考え、手作りのクラフトや、木工の家具や、子供服や、イラストや、とにかく何でも作って販売までしてみようという、楽しいバザーでした。そんなバザーの噂を聞いたお母さんと娘さんがやってきて、嬉しかったことがあって、ホームメーカーズの主催者のところに、お手紙が届きました。その内容が今回のちょっといい話。それは、主婦達がやるということで、興味もあって、たまたま娘さんを連れて一家で、バザーに行こうとやって来て、主婦達の作ったものだけに止まらず、似顔絵コーナーも子供のヘアメイクコーナーも有りと楽しかったこともあって、つい長い時間楽しんでしまい、お腹も空いてきたので、家族で相談して、今日はここで食べていこうかということになったとのこと。しかし、実は1つ問題があったのです。娘さんは、食物アレルギーがあり、食事の制限がたくさんあり、いわゆる外食にはとても神経を使っているということがあったのです。家族は館内を回って、それに対応できる成分表示などのある店はないものかと必死に探したそうです。娘さんは、そういったことに慣れていて、自分が食べるものが無くても、自宅まで我慢できるから、みんなは食べていけばと言ったそうですが、そんなことを言われた親の気持ちは、嬉しくもあり、つらいものがあったでしょう。そして、ここはどうだろうと見つけて入ったお店が、3階にある糖尿病食レストランETSU(えつ)というお店でした。お母さんは、入口のメニューがとても美味しそうできれいだったことと、全部のメニューにカロリーが書いてあることで、ここならひょっとしてと思い、すぐに家族でその店に入ったそうです。そして、席に着くと丁寧な応対で、店の特長とメニューの紹介をされたので、実はと、娘さんのアレルギーについてのことを話してみたそうです。すると、即座に「だいじょうぶです、必ず食べられるメニューが用意できます」と言われ、チョット驚き、いくつかの質問をされ、すぐにこれとこれなら食べられますと言われました。びっくりして、家族全員の心がパアっと明るくなりました。その後のことはもちろん、娘は大喜びで、家族と一緒に夕食を食べられました。久しぶりに家族で外食ができたのです。あとでお聞きしたら、ETSU(えつ)のお客様対応は、全て管理栄養士さんがやられているそうで、こんなお店があるんだと、感動しました。本当に嬉しくて、たくさんの人にこの話をしています。本当にありがとうございました。お店の方にもお礼を言っておいて下さい。という内容でした。この紙面をお借りして、レポートにしてみました。(さきどりニュース編集室)
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